2025.2.22～24 白馬乗鞍BC with 雪洞

2/22（曇り～雪、北〜北西の風）

栂池自然園に雪洞を掘る。2泊するので快適性を重視する。ゆっくり6時間ほどかけて完成、昨年と同様L字型の雪洞にした。

2/23（霧時々晴れ、西風）

夜半に降った雪で出口が埋まり除雪からスタートする。8時過ぎに行動開始した。

20cmほど積もっているので手近な樹林斜面で様子を見た。ピットテストで少し不安定さを感じたが、スキーカットでは反応なし。

登り返して天狗原へ向かう。乗鞍岳は積雪が不安なので行かない。天狗原の祠付近からドロップした。ちょっと重いけど底付きしないいい雪だ。

あっという間に自然園へ滑り降りた。その後は雪洞付近の1900mピークを上り3本滑った。短いがよく走る斜面で楽しかった。

昼過ぎには雪洞に戻り、昼食を摂り自家製梅酒を飲みながら過ごした。

2/24（霧時々晴れ 、西風）

雪洞を撤収し、成城大学小屋付近に荷物をデポして天狗原へ向かう。昨夜の降雪はなかった模様。

相変わらず北〜西寄りの風が強く、東〜南斜面はウインドスラブの形成が見られた。

天狗原直下で先行パーティを追い抜き、オープンな急斜面を登る。スラブ化が顕著で、刺激しないように慎重に登高した。

天狗原に出ると吹き曝しの強風に煽られる。素早く準備を整えて視界の晴れ間を待って滑り出す。

昨日よりソフトに感じる雪面だった。傾斜の強い上部は尾根筋を、傾斜の緩い下部は谷筋を滑りあっという間に成城大学小屋へ。

小屋を少し過ぎてしまったので登り返してデポを拾う。

その後は重荷を背負ってのスキー。林道のショートカットコースを滑走しゲレンデへ帰還した。太ももパンパン。

栂池高原のものすごく長いコースを爆走し、最後の最後に転んで終了。

下山後のビールとハンバーガーが堪らなかった。

荒天続きでかなり安全マージンをとった行動をした。

プロでも事故に遭うのだから、私などはリスクを最小化する行動をすべきだろう。

安全に経験を重ねて、行動範囲を広げていきたい。

m.i記